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章なし
問題
近代の人口調査に関する次の文章を読み、下の問いに答えよ。
国勢調査を実施するにあたり、政府は調査の重要性に関する広報活動を行つた。1920年の第l回国勢調査を統括した臨時国勢調査局は、調査の内容・趣旨を解説するために、活動写真(映画)「国勢調査」を制作した。これによると、第一次世界大戦後、世界各国はその国勢が急変したため、どの国も「国家百年ノ大計ヲ樹立」するために国勢を調査する必要が生じ、[ ⓒ 大戦後の日本 ]もこれに遅れを取ってはならないのであるという。そこで、世帯・職業・出生地など8項目について、ありのままを記すよう求めるが、それは決して課税のための調査ではないとも強調している。 調査票は各世帯から調査員が回収し、市町村、道府県を経て臨時国勢調査局で集計された。そして1929年に、第1回国勢調査の[ ⓓ 調査結果 ]が公表されたのである。
[ ⓒ ]の政治・社会に関して述べた次の文a〜dについて、正しいものの組合せを、下の選択肢のうちから一つ選べ。 a ワシントン海軍軍縮条約の調印に反対して、海軍大臣が辞任した。 b 護憲三派内閣成立後の8年間は、二大政党による政党内閣が続いた。 c 小作争議が頻発し、全国的な農民組織である日本農民組合が結成された。 d 労働組合期成会が結成され、鉄工組合などの労働組合が組織された。
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