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【薬学実践】病態

  • うつ病

    40%

※数字(%)は出題頻度

66歳女性。忙しい夫の会社を手伝っている。遠方に住む共働きの息子夫婦に半年ほど前に子供ができ、世話を頼まれたので、忙しい中、自宅と息子夫婦の家の行き来を繰り返している。2~3週間前より、気分が優れず、食欲がなくなり、眠りにつくにも時間がかかるようになった。女性は、理由はわからないが「きっと私のせいで夫の会社が倒産する」と思うようになった。心配した夫と一緒に精神科を受診し、うつ病と診断された。
 以下の処方箋を持ってこの患者が来局した。

(処方1)
セルトラリン錠25mg
 1回1錠(1日1錠)
 1日1回 夕食後 7日分


(処方2)
エチゾラム錠0.5mg
 1回1錠(1日3錠)
 1日3回 朝昼夕食後 7日分


(処方3)
エスゾピクロン錠1mg
 1回1錠(1日1錠)
 1日1回 就寝前 7日分

この患者の病態、症状及び検査に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
  • (1)

    • Self-rating Depression Scale(SDS)は診断に有用な評価スケールである。

    • 被害妄想状態が認められる。

    • 誇大妄想や精神運動制止が認められる。

    • 食欲不振は身体症状である。

    • 睡眠障害は中途覚醒である。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。