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【薬学実践】病態

  • COPD

    40%

※数字(%)は出題頻度

71歳男性。50年前から喫煙習慣がある(ブリンクマン指数:1200)。長期間続く咳嗽、喀痰、喘鳴と階段歩行時の息切れを訴え、近医を受診した。精査の結果、COPDと診断され、以下の薬剤が処方された。

(処方1)
チオトロピウム臭化物水和物2.5μgレスピマット(注) 60吸入 1本
 1回2吸入 1日1回 朝 吸入

注: チオトロピウム臭化物水和物を含有する吸入用器具。1吸入でチオトロピウムとして2.5μgを吸入できる。

(処方2)
テオフィリン徐放錠200mg(12~24時間持続)
 1回1錠(1日2錠)

 1日2回 朝食後・就寝前 14日分

この患者の身体所見と臨床検査に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
  • (1)

    • 胸部聴診にて捻髪音が聴取される。

    • 重症化すると高炭酸ガス血症を呈しやすい。

    • 1秒率(FEV1.0/FVC)が70%未満である。

    • 代謝性アルカローシスを呈しやすい。

    • シアル化糖鎖抗原KL-6が上昇する。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。