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【薬学実践】実務

  • 耐糖能異常

    40%

※数字(%)は出題頻度

58歳男性。健康診断の結果が、体重72kg、血清クレアチニン値1.0mg/dL、BUN20mg/dL、空腹時血糖値122mg/dL、HbA1c(NGSP値)6.5%、BMI 25.6であったため、かかりつけ医を受診した。かかりつけ医での検査の結果、耐糖能異常と診断され、食事療法と運動療法を開始した。仕事上、夜勤があり、食生活が不規則で十分な改善効果が得られなかったため、以下の薬剤を処方され薬局を訪れた。患者は、この薬剤の服用は初めてで、服用方法や副作用について不安を抱いている様子であった。

(処方)
ボグリボース口腔内崩壊錠0.2mg
 1回1錠(1日3錠)
 1日3回 朝昼夕食直前 14日分

薬剤師がこの患者に行う服薬指導として適切なのはどれか。2つ選べ。
  • (1)

    • おならが増えたり、下痢をしたりすることがありますが、症状が軽度の場合は心配せず続けて服用してください。

    • この薬で腎臓の働きが悪くなることがありますので、尿量が減少した場合はお知らせください。

    • この薬で低血糖症状が起きた時は、砂糖では改善効果が低いのでブドウ糖を摂取してください。

    • この薬を食直前に飲めなかった場合は、食間でも同様の効果がありますので、食後2時間を目安に飲んでください。

    • この薬は舌の下で溶かして口の中で吸収させる薬なので、水で飲み込まないでください。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。