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【薬学実践】実務

  • 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)

    40%

※数字(%)は出題頻度

78歳女性。体重45kg。骨粗しょう症、うつ病及び不眠症のため下記の処方薬を服用していた。最近、食欲がなくなり、とても体がだるいとの訴えを聞いた家族が、この女性を通院中の病院に連れて来たところ、そのまま入院となった。

(処方)
アルファカルシドールカプセル0.5μg
 1回1カプセル(1日1カプセル)
 1日1回 夕食後 30日分
パロキセチン錠10mg
 1回3錠(1日3錠)

 1日1回 夕食後 30日分
ゾピクロン錠10mg
 1回1錠(1日1錠)

 1日1回 就寝前 30日分
入院時の検査の結果、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム高値、高張尿が見られた。しかし、脱水症状は無く、腎機能及び副腎皮質機能が正常であり、上記以外の疾患はなかった。その結果、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)と診断された。診断した医師から薬剤師に薬学的管理について相談があった。

この患者の薬学的管理に関する提案として適切なのはどれか。2つ選べ。
  • (1)

    • アルファカルシドールカプセルの中止

    • パロキセチン錠の中止

    • ゾピクロン錠の中止

    • 塩化ナトリウムの投与

    • 積極的な水分摂取

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。