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【薬学実践】化学

  • 配位子

    20%

※数字(%)は出題頻度

60歳男性。体重50kg、体表面積1.5㎡。再発直腸がんで外来通院しながら以下の化学療法(処方1、2)を受けることになり、化学療法施用当日の夕方17時に来院した。医師の指示のもと薬剤師が施用準備のため安全キャビネットでオキサリプラチン点滴静注液を輸液Aで希釈した。施用直前に患者が体調不良を訴えたため、翌日10時に再来し施用することになった。看護師は薬剤師に輸液Aで希釈したオキサリプラチン点滴静注液が翌日使用できることを確認し、速やかに冷所保存した。

(処方1)
カペシタビン錠300mg
 1回5錠(1日10錠)
 1日2回 朝夕食後 14日分


(処方2)
オキサリプラチン点滴静注液 200mg
 輸液A 
  持続静注2時間かけて

オキサリプラチンの配位子及び配位子交換に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。

  • (1)

    • オキサリプラチンは配位子交換を原因とする配合変化を受ける。

    • 配位子Aよりも配位子Bの方が交換しやすい。

    • 配位子交換の起こりやすさは、交換相手となる配位子の種類、溶媒のpH及び温度に依存する。

    • DNA塩基との間で配位子交換を通じて架橋構造を形成することにより、抗がん活性を示す。

    • 配位子Bは、3つの立体異性体のうちの1つである。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。