全部で29問 挑戦中

午後

  • アセスメント

    420%

  • 状況設定問題

    4860%

※数字(%)は出題頻度

Aさん(50歳、男性、会社員)は半年ほど前から労作時に胸痛と呼吸困難感があり、狭心症angina pectorisと診断され内服治療を受けている。本日明け方から胸部に圧迫感があった。出勤途中に強い胸痛を自覚し、自ら救急車を要請した。救急外来到着時のバイタルサインは、体温35.8℃、呼吸数30/分、脈拍112/分、血圧96/52mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉93%(酸素2L/分)。意識は清明。12誘導心電図はV₁〜V₄でST上昇、Ⅱ、Ⅲ、aVFでST低下がみられた。

心臓カテーテル検査の結果、Aさんは急性心筋梗塞acute myocardial infarctionと診断された。心係数2.4L/分/㎡、肺動脈楔入圧20mmHgでForrester〈フォレスター〉分類Ⅱ群であった。
身体所見:
 両側下肺野で呼吸音が減弱しており、軽度の粗い断続性副雑音が聴取される。
心エコー検査:
 左室駆出率〈LVEF〉58%
胸部エックス線検査: 心胸郭比〈CTR〉48%
このときのAさんのアセスメントで適切なのはどれか。
  • (1)

    • 心拡大が認められる。

    • 肺うっ血が起きている。

    • 末梢循環不全が起きている。

    • 左心室の収縮力が低下している。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。