トップ 不動産に関する資格 不動産鑑定士 2019年(令和元年) 過去問 問62 全部で19問 挑戦中 不動産の鑑定評価に関する理論 問題 賃料を求める鑑定評価の手法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 (1) 積算法は、対象不動産について、価格時点における基礎価格を求め、これに期待利回りを乗じて得た額に必要諸経費等を加算して対象不動産の試算賃料を求める手法であり、求められた賃料は支払賃料である。 新規賃料を求める場合の賃貸事例比較法は、まず多数の新規の賃貸借等の事例を収集して適切な事例の選択を行い、これらに係る実際支払賃料に必要に応じて事情補正及び時点修正を行い、かつ、地域要因の比較及び個別的要因の比較を行って求められた賃料を比較考量し、これによって対象不動産の試算賃料を求める手法である。 差額配分法において、対象不動産の経済価値に即応した適正な実質賃料は、直近合意時点において想定される新規賃料である。 利回り法において、継続賃料利回りを乗じる基礎価格は、直近合意時点における元本価格である。 スライド法の適用に当たっては、直近合意時点における純賃料が求められない場合においても、実際実質賃料又は実際支払賃料に即応する適切な変動率が求められる場合には、当該変動率を乗じて得た額を試算賃料として直接求めることができる。 次の問題へ