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不動産の鑑定評価に関する理論

問題

価格の種類に関する次のイからホまでの記述のうち、誤っているものをすべて掲げた組合せはどれか。

イ 県から文化財の指定を受けていた県立博物館の維持管理が難しくなったことから、建物を取壊して民間に売却することを前提に県から評価の依頼を受けた。この場合、求める価格は特殊価格である。
ロ 投資法人等が投資対象財産を譲渡するときに依頼される鑑定評価で求める価格は正常価格として求める。
ハ 資産の流動化に関する法律に規定する資産流動化に係る不動産取引の目的である不動産の鑑定評価の依頼を受けた場合、資産流動化計画等により投資家に開示される対象不動産の運用方法による使用が対象不動産の最有効使用と一致している場合でも、求める価格は特定価格としなければならない。
ニ 民事再生法に基づく鑑定評価目的の下で早期売却を前提とした価格を求める依頼を受けた場合においては、対象不動産に対する需要が強く、標準的な市場公開期間を経て成立する価格と当該期間より短期間で成立する価格との間に特段の差異が認められない場合でも、求める価格は特定価格としなければならない。
ホ 会社更生法に基づく鑑定評価目的の下で、対象不動産の利用現況を所与とすることにより、前提とする使用が対象不動産の最有効使用と異なることとなる場合には、特定価格として求めなければならない。
  • (1)

    • イとロとニ

    • イとロとホ

    • イとハとニ

    • ロとハとホ

    • ハとニとホ