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不動産の鑑定評価に関する理論

問題

個別的要因に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • (1)

    • 工業地においては、利便性、敷地の規模等によって工場立地が選好されることから、土壌汚染の有無及びその状態が価格形成に与える影響は小さい。

    • 見込地及び移行地については、転換又は移行の程度の低い場合には、転換後又は移行後の種別の地域内の土地の個別的要因をより重視すべきである。

    • 不動産鑑定評価基準における農地の個別的要因の主なものを例示すれば、農道の状態、標高、地勢等の状態、管理の難易等が挙げられる。

    • 建物の耐震性については、建築基準法に基づく耐震基準との関係及び建築物の耐震改修の促進に関する法律に基づく耐震診断の結果について特に留意する必要がある。

    • 住宅について特に留意すべき個別的要因として、住宅性能評価の有無、長期優良住宅建築等計画の認定の有無等が挙げられ、これらは住宅価格に影響を及ぼすものではないが、住宅ローン減税の適用の可否に影響を及ぼす。