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不動産の鑑定評価に関する理論
問題
不動産の種類に関する次のイからホまでの記述のうち、誤っているものをすべて掲げた組合せはどれか。
イ 農地地域とは、農業生産活動のうち耕作の用に供されることが、自然的、社会的、経済的及び行政的観点からみて合理的と判断される地域であり、在来の農家住宅等を主とする集落地域は農地地域である。
ロ 近隣商業地域とは、主として近隣の居住者に対する日用品等の販売を行う店舗等が連たんしている地域であり、都市計画法上の近隣商業地域と符合しない場合がある。
ハ 不動産の属する地域は固定的なものではなくて、常に拡大縮小、集中拡散、発展衰退等の変化の過程にあるものであり、宅地地域、農地地域、林地地域等の相互間において、ある種別の地域から他の種別の地域へと転換しつつある地域があることに留意が必要である。
ニ 住宅地域を細分化した分類の一つとして、住宅を主として店舗、事務所、小工場等が混在する住宅地域があり、当該地域のうちにある土地は住宅地である。
ホ 不動産の類型は、不動産の有形的利用及び権利関係の態様に関して区分される不動産の分類をいい、不動産の鑑定評価に当たっては、現実の利用状況を所与として分類する。
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