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不動産の鑑定評価に関する理論

  • 同一需給圏

    33%

※数字(%)は出題頻度

同一需給圏に関する次のイからホまでの記述のうち、正しいものをすべて掲げた組合せはどれか。

イ 普通商業地の同一需給圏は、一般に広域的な商業背後地を基礎に成り立つ商業収益に関して代替性の及ぶ地域の範囲に一致する傾向がある。ただし地縁的選好性により地域的範囲が狭められる傾向がある。
ロ 製品の消費地への距離、消費規模等の市場接近性を指向する消費地指向型工業地等の中小工場地の同一需給圏は、一般に製品の生産及び販売に関する費用の経済性に関して代替性を有する地域の範囲に一致する傾向があり、その地域的範囲は、全国的な規模となる傾向がある。
ハ 建物及びその敷地の同一需給圏は、一般に当該敷地の用途に応じた同一需給圏と一致する傾向があるが、当該建物及びその敷地一体としての用途、規模、品等等によっては代替関係にある不動産の存する範囲が異なるために当該敷地の用途に応じた同一需給圏の範囲と一致しない場合がある。
ニ 商業地から住宅地への移行地の同一需給圏は、一般に商業地の同一需給圏と同一のものとなる傾向があるが、熟成度の低い場合には、住宅地の同一需給圏と同一のものとなる傾向がある。
ホ 近隣地域の外や同一需給圏内の類似地域の外に存する不動産であっても、対象不動産と代替、競争等の関係が成立する場合があり、この代替、競争等の関係が成立する不動産の存する範囲を含めて同一需給圏となる。
  • (1)

    • イとハ

    • イとニ

    • ロとニ

    • ロとホ

    • ハとホ

出題頻度について
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