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  • 急性腎不全の病態と治療

    20%

※数字(%)は出題頻度

68歳男性。体重60kg。高血圧症及び便秘のため下記の処方薬を服用していた。患者は日中に町内会の夏祭りの準備をしており、水分摂取を忘れるほど夢中に作業をしたところ、体調不良となり救急搬送された。救急搬送時の体温は38.5℃。血液検査で、血清クレアチニン値が前回受診時の0.8mg/dLから2.5mg/dLへと上昇しており、急性腎不全の診断となった。

(処方1)
エナラプリルマレイン酸塩錠10mg
 1回1錠(1日1錠)

トリクロルメチアジド錠2mg
 1回1錠(1日1錠)
 1日1回 朝食後 30日分

(処方2)
酸化マグネシウム錠330mg
 1回2錠(1日6錠)
 1日3回 朝昼夕食後 14日分
急性腎不全の病態と治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
  • (1)

    • 不可逆的に腎機能が低下する。

    • 低カリウム血症が起こる。

    • 腎前性の場合は尿中ナトリウム低値を伴う乏尿が起こる。

    • ビタミンD活性化障害により腎性貧血が認められる。

    • 脱水は急性腎不全の危険因子である。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。