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【薬学実践】薬剤

  • ゼリー剤の添加剤

    20%

※数字(%)は出題頻度

86歳女性。骨粗しょう症で整形外科を受診し薬物治療を受けている。服用している薬剤は以下のとおりであった。

(処方1)
アレンドロン酸ナトリウム錠35mg
 1回1錠(1日1錠)
 毎週火曜日起床時 4日分(投与実日数)

(処方2)
アルファカルシドール錠1μg
 1回1錠(1日1錠)
 1日1回 朝食後 28日分

 しかし、最近になりアレンドロン酸ナトリウム錠が大きいために嚥下が困難になったので、薬局を訪れた。担当した薬剤師が医師に連絡したところ、次回より以下の処方に変更することになった。

(処方1)
アレンドロン酸ナトリウム水和物経口ゼリー剤35mg
 1回1包(1日1包)
 毎週火曜日起床時 4日分(投与実日数)

(処方2)
アルファカルシドール錠1μg
 1回1錠(1日1錠)
 1日1回 朝食後 28日分
本経口ゼリー剤の添加剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。なお、本経口ゼリー剤には、添加剤としてカラギーナン、ローカストビーンガム、ポリアクリル酸ナトリウム、グリセリン、D-ソルビトール、クエン酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸プロピルが含まれる。
  • (1)

    • カラギーナンは、種類によってカルシウムイオンやカリウムイオンでゲル化するものがある。

    • ローカストビーンガムは、保存剤として添加されている。

    • ポリアクリル酸ナトリウムは、主薬の酸化に対する安定性を高める。

    • クエン酸ナトリウムは、乳化剤として添加されている。

    • パラオキシ安息香酸プロピルは、増粘剤として添加されている。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。