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【薬学実践】実務

  • 術前、術後の服薬指導

    20%

※数字(%)は出題頻度

36歳女性。腎移植目的で入院となった。移植に伴いサンディミュン_カプセル、ミコフェノール酸モフェチルカプセル、メチルプレドニゾロン錠を術前より内服することとなり、担当薬剤師が指導を開始した。移植手術は無事に終了し医師の指示によりサンディミュン_カプセルをネオーラル_カプセルに切り替えることになり、引き続き担当薬剤師が指導を継続することになった。

注:サンディミュン_カプセル:シクロスポリンの油性製剤
ネオーラル_カプセル:シクロスポリンの自己乳化型マイクロエマルション製剤
薬剤師がこの患者に行う術前、術後の服薬指導として、適切でないのはどれか。2つ選べ。
  • (1)

    • これらの薬を飲んでいる間は、こまめに手洗いをしてください。

    • 抵抗力が下がり、感染症にかかりやすくなるので、麻疹や風疹などのワクチン接種をしておきましょう。

    • シクロスポリンは血液中の薬の濃度を測りながら服用する量を決めますので、血液検査が多くなります。

    • グレープフルーツジュースはシクロスポリンの効果を弱めてしまいますので、飲まないでください。

    • 薬を切り替える時には副作用がでることがありますので、気になることがあれば言ってください。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。