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【薬学実践】実務

  • 薬物治療

    40%

※数字(%)は出題頻度

69歳男性。7年前から高血圧と糖尿病のため、エナラプリルマレイン酸塩、メトホルミン塩酸塩及びグリメピリドを服用している。
 これまで特に問題なく過ごしていたが、最近、動悸を感じるようになり病院を受診した。心電図から心房細動と診断され、以下の薬剤が追加処方された。

(処方1)
ベラパミル塩酸塩錠40mg 1回1錠(1日3錠)
 1日3回 朝昼夕食後 7日分

(処方2)
ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩カプセル75mg
 1回2カプセル(1日4カプセル)
 1日2回 朝夕食後 7日分

なお、患者の身体所見及び検査値などは次のとおり。身長176cm、体重72kg、血圧148/93 mmHg、体温37.0℃、心拍数161回/min(不規則)、呼吸数15回/min、BUN 21mg/dL、Scr 1.7mg/dL、Ccr 42mL/min、AST 14 U/L、ALT 16 U/L
この患者の薬物治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
  • (1)

    • 処方1の主目的は、血圧を十分に低下させることである。

    • 脈拍が不規則なので、プロプラノロール塩酸塩の処方を提案する必要がある。

    • 処方2の代替薬の1つにリバーロキサバンがある。

    • 処方2は心原性脳梗塞の予防目的で処方されている。

    • PT-INR値が2.0〜3.0になっているか、モニタリングが必要である。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。