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【薬学実践】薬剤

  • 相互作用

    80%

※数字(%)は出題頻度

76歳男性。1年前より心房細動にて内科を受診してワルファリンを服用しており、その処方は以下のとおりであった。朝食後に忘れず服用していること、他科受診及び併用薬はないこと、納豆は食べていないことを薬剤の交付時に確認していた。

(処方)
ワルファリンK錠1mg
 1回2錠(1日2錠)
 1日1回 朝食後 56日分

本日、本人が妻と一緒に処方箋を持って薬局を訪れた。処方箋を確認したところ、1回2錠から1回4錠に増量となっていた。本人によると、血液検査の結果が悪かったため、増量になったとのことであった。また、妻によると、1ヶ月半前から毎食前にジュースを作って飲ませているとの話であった。
前問と同じメカニズムによる相互作用の例として、適切なのはどれか。1つ選べ。
  • (1)

    • リファンピシンは、ワルファリンの肝取り込みトランスポーターを阻害する。

    • ミコナゾールは、CYP2C9を誘導してワルファリンの代謝速度を上昇させる。

    • メナテトレノンは、ワルファリンによる血液凝固因子の生合成阻害作用と拮抗する。

    • アスピリンは、ワルファリンによる血小板凝集抑制作用と拮抗する。

    • コレスチラミンは、腸管内でワルファリンを吸着することで吸収を阻害する。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。