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【薬学実践】実務

  • 服薬指導

    120%

※数字(%)は出題頻度

55歳男性。10年前に2型糖尿病と診断され、生活習慣の改善とナテグリニドの服用を開始した。5年前にHbA1c値が8.4%まで上昇したため、メトホルミン塩酸塩が追加され、その後増量されて以下の処方となった。

(処方1)
メトホルミン塩酸塩錠500mg
 1回1錠(1日3錠)
ナテグリニド錠90mg
 1回1錠(1日3錠)
 1日3回 朝昼夕食直前 30日
この患者は、処方1による治療を行っていたが、血糖コントロール不良状態が3ヶ月続いたため、以下のインスリン製剤を追加することになった。
(処方2)
インスリン_デテミル(遺伝子組換え)(300単位/3mL) 1筒
 1回7単位 1日1回 就寝前
この患者に対する服薬指導に関する記述のうち、適切なのはどれか。2つ選べ。
  • (1)

    • インスリン_デテミルが追加になりましたので、これまで処方されていたナテグリニドの服用は中止になります。

    • 膵臓のインスリン分泌能がなくなってしまったため、インスリン製剤が必要となりました。

    • なるべく同じ部位で、少しずつずらした場所に注射してください。

    • 体重増加しやすくなりますので、食事・運動療法をしっかり行いましょう。

    • インスリン_デテミルは基礎インスリンを補充するものなので、低血糖に注意する必要はありません。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。