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【薬学実践】薬理

  • 副作用

    160%

※数字(%)は出題頻度

45歳男性。「最近、肩こりや腰痛がひどく、寝付きも悪く、しだいに朝起きるのがつらくなった。不安感が強く、仕事が楽しいと感じることもなくなり、職場に行くことが苦痛である。」と訴え心療内科を受診し、以下の処方箋を持って薬局を訪れた。

(処方1)
ロラゼパム錠1mg
 1回1錠(1日3錠)
チザニジン塩酸塩錠1mg
 1回1錠(1日3錠)
 1日3回 朝昼夕食後 7日分

(処方2)
ラメルテオン錠8mg
 1回1錠(1日1錠)
 1日1回 就寝前 7日分
お薬手帳記載事項(現在服用中の薬剤)
ニフェジピン徐放錠40mg(24時間持続)
 1回1錠(1日1錠)
プラバスタチンナトリウム錠10mg
 1回1錠(1日1錠)
1週間後、以下の処方3が追加された処方箋を持って、再度薬局を訪れた。

(処方3)
フルボキサミンマレイン酸塩錠25mg
 1回1錠(1日2錠)
 1日2回 朝夕食後 7日分
この患者が服用している薬剤の中に追加薬剤と併用禁忌のものが2つあるため、処方を追加した医師に疑義照会を行った。併用によって生じる副作用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
  • (1)

    • アドレナリンα₂受容体が過剰に刺激され、著しい血圧低下が現れる。

    • Ca²⁺+ チャネルが過剰に阻害され、著しい血圧上昇が現れる。

    • γ-アミノ酪酸GABAA受容体が過剰に活性化され、著しい筋弛緩作用が現れる。

    • メラトニン受容体が過剰に刺激され、催眠作用が著しく増強される。

    • HMG-CoA還元酵素が過剰に阻害され、横紋筋融解症の発症リスクが高まる。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。