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【薬学実践】実務

  • 医療従事者の誤り

    20%

※数字(%)は出題頻度

病院のスタッフステーションで、感染性廃棄物用の容器の近くの床に注射針が落ちていた。これを拾おうとした医療従事者が誤って指に針を刺してしまった。この病棟には、HIV、B型肝炎ウイルス又はC型肝炎ウイルスに感染した患者が入院しているが、指に刺してしまった針が、いずれの患者に使用されたものかは不明であった。事故後、直ちに、この医療従事者の血液検査を行った。

針を刺してしまった医療従事者への対処として、誤っているのはどれか。2つ選べ。
  • (1)

    • 傷口を流水で洗浄し、次亜塩素酸ナトリウム水溶液による消毒を行う。

    • HBs抗原が陽性もしくはHBs抗体が陽性の場合には、B型肝炎への新たな感染の可能性はないため、B型肝炎に対する処置の必要はない。

    • HBs抗体を獲得していない場合には、事故発生後直ちに抗HBsヒト免疫グロブリンを投与する。

    • 抗HIV薬の投与を直ちに開始することがある。

    • 事故後2週間まで、抗HIV抗体の検査を継続する。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。