全部で147問 挑戦中

【薬学実践】物理

  • せん断

    20%

※数字(%)は出題頻度

83歳男性。高齢者介護施設に入所しているが、肺炎のため入院となった。入院時、仙骨部に褥瘡が認められたことから、褥瘡ケアチームが対応した。感染の可能性がある黄色の浸出液が多かったため、精製白糖・ポビドンヨード配合軟膏を滅菌ガーゼに塗布し、創部への貼付処置をした。1週間後、褥瘡の診断を行ったところ、黄色の浸出液はなくなり、一部が黒色化した壊死組織と褥瘡部分の両方に乾燥傾向が認められた。

軟膏剤やクリーム剤は流体としての性質をもつ。図は流体におけるせん断応力(S)とせん断速度(D)の関係を表したグラフである。次の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  • (1)

    • ①の直線の傾きの逆数は、流体の粘度を表す。

    • ②の特性を示すものに、精製白糖・ポビドンヨード配合軟膏がある。

    • ③の特性を示すものに、デンプンの高濃度(50%以上)水性懸濁液がある。

    • ④の特性を示すものに、スルファジアジン銀クリームがある。

    • ⑤のグラフは、チキソトロピーを表す。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。