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【薬学実践】実務

  • 壊死の治療方針

    20%

※数字(%)は出題頻度

83歳男性。高齢者介護施設に入所しているが、肺炎のため入院となった。入院時、仙骨部に褥瘡が認められたことから、褥瘡ケアチームが対応した。感染の可能性がある黄色の浸出液が多かったため、精製白糖・ポビドンヨード配合軟膏を滅菌ガーゼに塗布し、創部への貼付処置をした。1週間後、褥瘡の診断を行ったところ、黄色の浸出液はなくなり、一部が黒色化した壊死組織と褥瘡部分の両方に乾燥傾向が認められた。

褥瘡ケアチームによる壊死組織に対する治療方針として最も適切なのはどれか。1つ選べ。
  • (1)

    • 精製白糖・ポビドンヨード配合軟膏による治療を継続し、さらに創部を乾燥させてから壊死組織を除去する。

    • 創部の状態にかかわらず、壊死組織は速やかに除去する。

    • 薬剤を使用せずガーゼのみを貼付し、創部が乾燥してから壊死組織を除去する。

    • スルファジアジン銀クリームを塗布し、創部の水分をコントロールしつつ、壊死組織を軟化させてから除去する。

    • 壊死組織は、褥瘡面の上皮化が完了すると瘡蓋となって剥がれ落ちるため、処置を行わない。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。