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【薬学理論】物理

  • 分離精製

    40%

※数字(%)は出題頻度

未知タンパク質Xを分離精製し、その特性を解析した。

タンパク質Xを含む細胞抽出液(試料ア)をドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS-PAGE)及びサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)により分析した。SDS-PAGEに際し、試料アにSDSと2-メルカプトエタノールを添加して前処理した(試料イ)。図1のレーンAは分子量が25 kDa、35 kDa、40 kDa、55 kDaの4種の分子量マーカータンパク質を示し、レーンBは試料イを分離したときの泳動結果である。図2は精製したタンパク質X溶液(試料ウ)と上記の4種の分子量マーカータンパク質を混合して分離したときのクロマトグラムである。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 

  • (1)

    • SDS-PAGEでは、試料イのようにタンパク質をSDSと2-メルカプトエタノールで酸化的に前処理することで分子量に基づいた分離が可能になる。

    • SDS-PAGEにおいて、タンパク質は陰極から陽極に向かって移動する。

    • タンパク質Xの分子量は、40 kDaから55 kDaの間である。

    • SECの固定相として、プロテインA固定化シリカゲルが用いられる。

    • SECによりタンパク質Xが単量体として溶出されるとき、そのピークは④である。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。