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章なし

  • 明治期の出版や文化

    33%

※数字(%)は出題頻度

近現代の公園に関する次の文章を読み、下の問いに答えよ。(史料は、一部省略したり、書き改めたりしたところもある。)

 公園は、新たな技術や文化との出会いの場でもあった。上野公園(東京都台東区)では第1回内国勧業博覧会(1877年)が開かれ、機械・美術品などが展示された。公園を舞台とした勧業博は、日本の産業・文化の近代化に貢献し、ⓒ玉業国家日本の出発を示すものとなった。
 天王寺公園(大阪府大阪市)の地で開かれた第5回内国勧業博覧会(1903年)では、建物を装飾したイルミネーション、5色にライトアップされた大噴水、エレベータなどが人気を集めた。この博覧会では、下の図に描かれているように、電気という科学技術の成果が来場者に強い印象を与え、ⓓその様子は出版物を通じて人々に伝えられた。出品物の過半は工業関係が占めたが、農業関係でも、ⓔ米穀自給率低下が問題とされた当時の情勢において、生産技術改良に積極的に取り組んだ千葉県農会の事績が表彰された。

下線部ⓓに関連して、明治期の出版や文化について述べた文として正しいものを次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • (1)

    • 『中央公論』に掲載された民撰議院設立建白書は、自由民権運動が広がるきっかけとなった。

      誤り。中央公論ではなく「日新真事誌」。
      中央公論は大正デモクラシーをリードした。
    • 新聞紙条例にもとづき、横浜毎日新聞が創刊された。

      誤り。横浜毎日新聞が創刊されたのは1870年。
      新聞紙条例は1875年に発令され、新聞や雑誌を弾圧した。
    • 北村透谷は『文学界』の誌上で、人間の感情を重視するロマン主義を説いた。

      正しい。
    • 大衆娯楽雑誌として『キング』が創刊され、多くの読者を獲得した。

      誤り。キングは1925年の大正時代。明治時代ではなく。
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