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章なし
問題
政治家三島通庸に関する次の文章を読み、下の問いに答えよ。
三島通庸は福島県令になると、ここでも上木・建築事業の推進をはかる。しかし県会に強い勢力をもつ自由党は、土木工事へ農民を徴用する三島の政策に反対した。これに対して、三島は自由党員を弾圧した。 ⓒ 自由民権運動の弾圧によって「鬼県令」とよばれた三島は、警視総監に就任する。このとき三島は、[ ウ ]の公布をうけて警察を指揮し、民権派を東京の中心部から追放した。 その一方で、三島は自身の土木・建築の経験を生かし、井上馨とともに東京に洋風の官庁街を建設しようと試みた。井上らは、当時進められていた条約改正の交渉を有利に運ぶため、「文明化」したH本の姿を示そうとしていた。服装の西洋化が進められまた[ エ ]が建設されたのも、そのためであった。しかし井上のⓓ 条約改正交渉は、強い反対を受けて失敗し、三島が構想した洋風の官庁街も実現しなかった。
下線部ⓒに関連して、自由民権運動の激化に関して述べた次の文X_Yについて、その正誤の組合せとして正しいものを、下の選択肢のうちから一つ選べ。
X 福島事件後自由党員は加波山を拠点に事件を起こした。 Y 民権運動激化の背景には、インフレーションによる農村の疲弊があった。
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