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章なし
問題
昭和戦前・戦後初期に活躍した作家林芙美子に関する次の文章を読み、下の問いに答えよ。
1933年、訪ねてきた昔の友人に金を渡したことが、共産党への資金援助と疑われ、芙美子は警察γ」9日間拘留されF。その後[ ⓓ 日中戦争が始まると、新聞社や政荷の要請に応じて戦地に赴き、その体験を作品として発表した。]また、作品だけでなく、兵隊とともに行動する芙美子自身の姿も、マスメディアで大きく取り上げられた。 アジア太平洋戦争(太平洋戦争)勃発後は、1942年から翌年にかけて陸軍報道部により有方に派遣され、日本軍の占領地をめぐって帰国した。マニラでは、現地を訪問していた[ ア ]内閣総理大臣をたたえる制作っている。 このように芙美子の旅は、広く[ ⓔ アジア・太平洋の日本軍占領地 ]に及んだ。しかし、戦時下で言論・出版の統制が強化され、代表作である『放浪記』なども発禁となり作品の発表数は減っていった。1944年には、空襲の危険がある東京を離れ、長野県に[ イ ]した。
[ ⓓ ]に関連して、日中戦争勃発前後の政治・文学に関して述べた次の文a〜dについて、正しいものの組合せを、下の選択肢のうちから一つ選べ。
a 第1次近衛文麿内閣は、中国に宣戦布告し、全面戦争への決意を示した。 b 北京郊外で起こった日中両軍の衝突は、その後上海などへも波及した。 c 報道への検閲は厳しかったが、小説は検閲の対象外だった。 d 政府の弾圧により、プロレタリア文学者が転向を迫られた。
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