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問題
中世から近世初期までの政治・社会・文化に関する次の文章を読み、下の問いに答えよ。(史料は、一部省略したり、書き改めたりしたところもある。)
鎌倉時代の武士は、農業経営に適した、自身の所領の要地に館をかまえた。その周辺には、佃・門田などとよばれる直営地をもち、その地の耕作には、隷属する[ ア ]や自身の所領内の農民を使っていた。彼らは、騎射三物とよばれる、騎射の技術を競う流鏑馬・笠懸・犬追物の訓練を、武士のたしなみとして行っていた。ⓐこの時代の武士の実態は、絵巻物に見ることができる。 一方、武士の中には武術のみではなく、ⓑ学問・文学や宗教・思想に関心をもつ者もいた。幕府がおかれた鎌倉では、将軍や執権の一族を中心に新しい文化が育まれた。[ イ ]は万葉調の和歌を詠み、『金塊和歌集』を残した。また、北条氏は中国から禅僧を招くなど、禅宗の発展に寄与した。
下線部ⓐに関連して、次の図甲・乙に関して述べた下の文X・Yについて、その正誤の組合せとして正しいものを、下の選択肢のうちから一つ選べ。
X 甲には、防御施設を備えた武士の館が描かれている。 Y 乙には、火薬を利用した武器を使う元軍と、日本の武士との戦闘が描かれている。
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解説
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