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章なし

問題

大正期以降の日本における人々の労働について述べた次の文章を読み、下の問いに答えよ。(史料は、一部省略したり、書き改めたりしたところもある。)

敗戦後の日本ではGHQによる一連の改革が推進され、労働政策も大きく変わった。労働者の団結権や団体交渉権が認められたほか、1947年には8時間労働制などを規定した[ ア ]が制定された。また、[ ①占領期における国民生活 ]の困難を背景とする労働争議も多発した。
高度経済成長期に入ると、産業構造の変化が進み、若年層を中心とする労働者不足が起きた。それにともない、1950年代後半以降、中学を卒業したばかりの地方の若者が東京などの大都市へ働きに行く[ イ ]がみられた。経済成長と並行して、石炭から石油への[ ②エネルギーの転換 ]も進行した。その過程で発生した三池争議は大規模な闘争であったが、労働者側の敗北に終わった。

[ ① ]に関連して、占領期の文化・教育について述べた文として誤っているものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • (16)

    • 教育制度が改革され、小学校と中学校が義務教育となった。

    • 湯川秀樹が、日本人としてはじめてノーベル賞を受賞した。

    • 都道府県・市町村ごとに、任命制の教育委員会が設置された。

    • 岩宿遺跡などの発掘調査が行われ考古学研究が進展した。