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相続・事業承継

  • 法定相続分

    17%

※数字(%)は出題頻度

相続人が下記の(ア)〜(ウ)のとおりである場合において、それぞれの配偶者の法定相続分の組み合わせとして、正しいものはどれか。

(ア)相続人が被相続人の配偶者、長男、長女の合計3人の場合
(イ)相続人が被相続人の配偶者、父、母の合計3人の場合
(ウ)相続人が被相続人の配偶者、兄、姉の合計3人の場合
  • (1)

    • (ア)1/2(イ)1/3(ウ)1/3

    • (ア)1/2(イ)2/3(ウ)3/4

    • (ア)1/3(イ)2/3(ウ)1/3

    • (ア)1/3(イ)1/3(ウ)3/4

解説

解説はこの設問にすべて回答すると表示されます。

  • (1)
    (ア)1/2(イ)2/3(ウ)3/4
    
    (ア)子がいる場合
    第1順位の子が法定相続する。
    妻:1/2
    長男:1/2×1/2
    長女:1/2×1/2
    
    (イ)子がいないが父母がいる場合
    第2順位の父母が法定相続する。
    妻:2/3
    父:1/3×1/2=1/6
    母:1/3×1/2=1/6
    
    (ウ)子も父母もいない場合
    第3順位の兄弟姉妹が法定相続する。
    妻:3/4
    兄:1/4×1/2=1/8
    姉:1/4×1/2=1/8
    
    順位を追うごとに、配偶者の取り分が増えていきます。
    

ポイントをチェックする

  • 法定相続分
    法定相続分はかなり出題率が高いです。必ず正解しましょう。
    
    次の点をおさえよう!
    ・配偶者が常に相続人となり、配偶者の法定相続分の残りが相続人に分配される。
     配偶者の取り分が、順位を追うごとに増えていきます。
    ・認知されている嫡出でない子(非嫡出子)は、嫡出子と同じ法定相続分になる。
     ※非嫡出子:結婚していない男女の間に生まれた子。
    
    ■子供がいる場合
     第1順位:子供
     配偶者:1/2、子供:1/2
    
    ■子供がいない場合
      第2順位:父母
     配偶者:2/3、父母:1/3
       
    ■子供も父母もいない場合
     第3順位:兄弟姉妹
     配偶者:3/4、兄弟:1/4
    
    

    法定相続分

    法定相続分の問題は、FP3級では57問目に出題されることが多いです。 ※画像はloosedrawing.comさんからお借りしました。
出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。