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【薬学実践】実務

  • 認知症

    100%

※数字(%)は出題頻度

82歳女性。以前より意識清明であったが、記銘力の低下を指摘されていた。今回、トイレに行こうとして転倒し、大腿骨骨折のため整形外科に入院した。入院中に認知機能の低下、パーキンソニズム、レム睡眠行動障害が現れたほか、PETにて後頭葉の血流低下を認め、アルツハイマー型以外の認知症が強く疑われ、ドネペジル塩酸塩口腔内崩壊錠による治療が開始された。

ドネペジル製剤の医薬品リスク管理計画書(RMP)の概要から、下記のような「重要な特定されたリスク」が確認できた。これらの回避のために、薬剤師の対応として適切なのはどれか。2つ選べ。

  • (1)

    • 心機能のモニタリングの必要性を医師に伝える。

    • 急性膵炎予防のため、カモスタットメシル酸塩錠の併用を医師に提案する。

    • パーキンソニズムが悪化した場合、ドネペジル塩酸塩口腔内崩壊錠の増量を医師に提案する。

    • 消化性潰瘍予防のため、ランソプラゾール口腔内崩壊錠の投与を医師に提案する。

    • 血小板減少の早期発見のため、出血などに注意することを医療従事者間で情報共有する。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。