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【薬学実践】薬剤

  • 吸入療法

    40%

※数字(%)は出題頻度

70歳女性。気管支喘息のため吸入療法を行っている。本日、デバイスが異なる吸入剤へ変更したため、医師から薬剤師に吸入指導の依頼があった。薬歴を確認したところ、前回の処方1から処方2へ変更になっていた。

(処方1)
アドエア250ディスカス60吸入(注1) 1個
 1回1吸入 1日2回 朝就寝前 吸入

注1:サルメテロールキシナホ酸塩及びフルチカゾンプロピオン酸エステルを含有する吸入粉末剤。1吸入で、サルメテロールとして50μg及びフルチカゾンプロピオン酸エステルとして250μgを吸入できる。

(処方2)
アドエア125エアゾール120吸入(注2) 1個
 1回2吸入 1日2回 朝就寝前 吸入

注2:サルメテロールキシナホ酸塩及びフルチカゾンプロピオン酸エステルを含有する吸入エアゾール剤。1吸入で、サルメテロールとして25μg及びフルチカゾンプロピオン酸エステルとして125μgを吸入できる。

患者に確認したところ、認知機能、視力、聴力及び手指筋力の低下は認められなかった。

処方1と処方2の製剤の特徴に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
  • (1)

    • 処方1の製剤は、吸入量が一定となるように調製された固体粒子のエアゾールとして吸入する製剤である。

    • 処方1の製剤は、薬物の固体粒子が液状媒体に懸濁した状態で吸入器に充てんされた製剤である。

    • 処方1の製剤は、容器に充てんした噴射剤と共に、一定量の有効成分を噴霧する定量噴霧式吸入剤である。

    • 処方2の製剤には、密閉容器が用いられる。

    • 処方2の製剤は、薬剤を含むエアゾール缶、定量バルブとアクチュエーター等から構成される。

出題頻度について
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