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【薬学実践】実務

  • 拒食症

    40%

※数字(%)は出題頻度

15歳女性。身長150cm、体重29kg。精神的ストレスから最近6ヶ月で10kgの体重減少があり、月経もない。診察の結果、神経性無食欲症(拒食症)と診断された。特に最近3週間はほとんど食事を摂っておらず意識障害を生じたため、両親に伴われ来院し、緊急入院となった。入院後も食事に強い拒否を示したため、NST(栄養サポートチーム)の管理下で中心静脈栄養法を行うこととなった。

この患者に行う中心静脈栄養法及びその注意事項として、適切でないのはどれか。1つ選べ。
  • (1)

    • 投与エネルギー量は、2,000kcal/日から開始する。

    • 輸液にビタミンB₁を添加する。

    • 栄養補給後の血清リン濃度の低下に注意し、低下傾向が見られた場合、速やかにリン酸製剤の投与を実施する。

    • 必要に応じて亜鉛などの微量元素の補充を行う。

    • 患者の様子を見ながら、経腸あるいは経口での栄養補給に変更していく。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。