全部で146問 挑戦中

午前

  • 状況設定問題

    4860%

  • 糖尿病

    300%

※数字(%)は出題頻度

Aさん(56歳、男性、会社員)は、デスクワークが多い仕事をしている。40歳時の会社の健康診断で2型糖尿病diabetes mellitusと診断され、紹介されたクリニックで血糖降下薬を処方されて内服を継続していた。50歳ころから視力の低下と持続性蛋白尿を指摘され、腎臓内科を受診し食事指導を受けた。しかし、仕事が忙しく食事指導の内容を守れていなかった。
1年前から、足のしびれが出現するようになった。

Aさんは、3か月前に末期腎不全end-stage renal failureの状態で腎代替療法(血液透析)が必要であると腎臓内科の医師から説明された。シャント造設のための入院を予定していたが、仕事が忙しく延期となっていた。1週前から感冒症状があり、体重増加、全身浮腫、全身Â怠感、呼吸苦が出現したため、緊急入院となった。透析用のカテーテルを挿入し、緊急血液透析を行った。入院時の身体所見:
 体重73kg(1週間で4kg増加)、血圧178/105mmHg。
入院時の検査所見:
 Hb9.5g/dL、血清尿素窒素72mg/dL、血清クレアチニン9.0mg/dL、血清カリウム6.8mEq/L、血清ナトリウム138.5mEq/L。
緊急入院時のAさんの胸部エックス線写真を別に示す。

Aさんが緊急血液透析となった病態で正しいのはどれか。
  • (1)

    • 貧血anemia

    • 心不全heart failure

    • 低カリウム血症hypokalemia

    • 低ナトリウム血症hyponatremia

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。