全部で140問 挑戦中

午前

  • 新生児

    360%

  • 状況設定問題

    4860%

※数字(%)は出題頻度

Aちゃん(生後24日、女児)は両親と3人暮らし。母親が母子健康手帳の便色カードを見て、Aちゃんの便色が気になったため、Aちゃんを連れて近所の小児科医院を受診した。Aちゃんは在胎39週、出生体重3,100g、出生時に異常はない。
 現在、混合栄養で体重は3,700gである。体温37.2℃、呼吸数36/分、心拍数108/分、整、血圧78/44mmHg。眼球結膜に黄染を認める。
 血液検査結果:Hb12.6g/dL、白血球7,800/μL、血小板21万/μL、プロトロンビン時間PT88%、総ビリルビン11.3mg/dL、直接ビリルビン9.5mg/dL、AST96U/L、ALT126U/L。
 紹介先の病院で腹部超音波検査を実施した結果、Aちゃんは胆道閉鎖症(biliary atresia)の疑いがあり入院した。

Aちゃんは入院7日に術中胆道造影検査で胆道閉鎖症(biliary atresia)と確定診断された。手術は無事に終了した。術後は絶食となり、腹腔ドレーンが挿入され、持続的点滴静脈内注射が行われている。母親は疾患や治療について理解している。術後3日、付き添っていた母親は看護師に「Aはおなかが空いて泣き止まないし、私はAを抱っこもできず、何もしてあげられません。つらいです」と涙を浮かべて話した。
看護師の母親への対応で、最も適切なのはどれか。
  • (1)

    • 話しかけやおしゃぶりの活用など母親ができることを伝える。

    • 早期発見だったのでAちゃんは早く退院できると説明する。

    • 心療内科の受診を勧める。

    • 患者家族会を紹介する。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。