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  • 敗血症

    20%

※数字(%)は出題頻度

70歳女性。3日前から全身倦怠感、前日から38℃台の発熱があった。起床時に立ち上がることができなかったため、救急搬送された。

搬送時の検査データ: 意識やや混濁、血圧82/56 mmHg、心拍数105 bpm、呼吸数23回/min、酸素飽和度93%、体温38.6℃、左肋骨脊柱角に叩打痛あり、白血球数16,500/μL、CRP 20.8mg/dL、BUN 41.5mg/dL、Cr 2.3mg/dL

尿のグラム染色では、大腸菌を疑わせるグラム陰性桿菌を多数認めた。救急外来でブドウ糖加乳酸リンゲル液の点滴を行ったところ、意識状態、血圧、心拍数に改善が認められた。この時点で、抗菌薬を投与することとなった。
本患者は敗血症と診断された。本患者の病態及び薬物治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
  • (1)

    • 敗血症では白血球が減少することはない。

    • 敗血症は、症状と血液検査で疑い、血液培養を行い、病因診断を行う。

    • 患者の治療を優先するために、抗菌薬投与後に血液培養を行う。

    • 発熱は十分な輸液により改善する。

    • 治療後には腎機能の改善を認める。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。