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【薬学実践】薬剤

  • 投与順

    20%

※数字(%)は出題頻度

2歳男児。夕方に発熱があり、同時に痙れんが起こったので近所の小児科を受診した。その後、母親が処方箋を薬局に持参した。その処方内容は以下のとおりであった。

(処方1)
アセトアミノフェン坐剤100mg
 1回1個
 発熱時 6回分(全6個)

(処方2)
ジアゼパム坐剤4mg
 1回1個
 発熱時 4回分(全4個)

注:アセトアミノフェン坐剤の基剤:ハードファット
ジアゼパム坐剤の基剤:マクロゴール
前問の投与順を選択した理由として適切なのはどれか。1つ選べ。
  • (1)

    • アセトアミノフェン坐剤とジアゼパム坐剤を同時に投与すると、直腸内で両主薬の溶解度が上昇し、吸収量が増加する。

    • アセトアミノフェン坐剤とジアゼパム坐剤を同時に投与すると、主薬間で不溶性の複合体を形成し、吸収量が減少する。

    • ジアゼパム坐剤を先に投与すると、アセトアミノフェンがマクロゴールに分配し、吸収量が減少する。

    • アセトアミノフェン坐剤を先に投与すると、ジアゼパムがハードファットに分配し、吸収量が減少する。

    • マクロゴールによってハードファットが不溶化し、アセトアミノフェンの溶出量が減少する。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。