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【薬学実践】薬理

  • 薬物の作用機序

    20%

※数字(%)は出題頻度

78歳女性。関節リウマチのためメトトレキサートを服用中。病棟での薬剤管理指導の面談で、最近疲れやすく、口内炎がひどいとの訴えがあった。

検査データ:AST 90 U/L、ALT 75 U/L、MCV 105 fL、白血球数1,300/μL、血小板数30,000/μL
前問で適切と考えられた薬物の作用機序として正しいのはどれか。1つ選べ。
※前問の選択肢
1,ホリナートカルシウム錠
2,トファシチニブクエン酸塩錠
3,デキサメタゾン錠
4,エポエチンアルファ(遺伝子組換え)注射液
5,タクロリムス水和物カプセル
  • (1)

    • カルシニューリンを阻害し、インターロイキンなどのサイトカイン産生を抑制する。

    • 細胞内に取り込まれて活性型葉酸となり、核酸合成を再開させる。

    • 赤芽球前駆細胞に作用し、赤血球への分化増殖を促進する。

    • ヤヌスキナーゼ(JAK)を阻害し、免疫反応を抑制する。

    • 細胞内のグルココルチコイド受容体と複合体を形成し、抗炎症作用を示す。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。