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【薬学実践】実務

  • 服薬指導

    120%

※数字(%)は出題頻度

50歳男性。糖尿病(グリメピリド錠にて加療中)。10年前にS状結腸がんⅠ期T1軽度浸潤と診断され、内視鏡的粘膜切除術(EMR)を受けた。定期検診のため、かかりつけ医を受診し、以下の投薬指示が出された。

(投薬)
経口腸管洗浄剤(注)1袋(1袋を水に溶解して約2Lとし、溶解液とする)

前日21時より絶食し、検査当日7時より溶解液2Lを1時間あたり約1Lの速度で経口投与。

注:1袋を水に溶解して2Lとした溶解液の電解質濃度はNa⁺+ 125mEq/L、K⁺+ 10mEq/L、Cl⁺- 35mEq/L、HCO₃⁺- 20mEq/L、SO₄²⁺- 80mEq/Lである。
pHは約8.0、浸透圧比は約1である。
この経口腸管洗浄剤を服用するにあたり、患者に対して薬剤師が服薬指導する内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。
  • (1)

    • 可能であるならば、1時間あたり2Lの速度で服用してもかまいません。

    • 服用しにくい場合でも、他の飲料水と一緒に服用しないでください。

    • 2Lの溶解液が多いと感じる場合、1袋を水に溶解して約1Lとし、服用してもかまいません。

    • 服用中に腹痛の症状が現れた場合には、服用を中止し、ただちに受診してください。

    • グリメピリド錠は、本剤と同時に服用してもかまいません。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。