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不動産

問題

民法における不動産の売買契約に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • (1)

    • 買主が売主に解約手付を交付した場合、買主が売買代金の一部を支払った後でも、売主は、受領した代金を返還し、かつ、手付金の倍額を償還することにより、契約を解除することができる。

      不適切。売買代金の一部を支払った後(履行に着手した後)なので、契約解除できない。
    • 買主に債務の履行遅滞が生じた場合、売主は、履行の催告をすることなく直ちに契約を解除することができる。

      不適切。「期間を定めて履行の催促を行った上で、履行されない場合に」契約を解除できる。「直ちに」が誤り。
    • 売買の目的物に隠れた瑕疵があり、買主が売主の瑕疵担保責任に基づく損害賠償の請求をする場合、買主は、その瑕疵がある事実を知った時から1年以内にしなければならない。

      適切。
    • 売主は、売買の目的物に隠れた瑕疵があることを知らなかった場合、その瑕疵について瑕疵担保責任を負う必要はない。

      不適切。無過失責任として「責任を負う」。