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章なし

  • 日比谷公会堂

    33%

※数字(%)は出題頻度

近現代の公園に関する次の文章を読み、下の問いに答えよ。(史料は、一部省略したり、書き改めたりしたところもある。)

 2008年末、日比谷公園(東京都千代田区)で年越し派遣村が開設され、失業者に対する炊き出しや職業相談などが行われた。失業問題や貧困問題を政治課題として表面化させたこの取組みは、大きく報じられた。
 1903年に開園した日比谷公園は、当初から政治的なメッセージを発信する場として、様々な事件の舞台となった。日露講和条約に反対した民衆による焼打ち事件のほか、1952年には日比谷公園から皇居前広場に向かったデモ隊が、警官隊と衝突する[ ア ]が発生した。1929年、公園内に建設されたⓐ日比谷公会堂は、政治演説会や音楽鑑賞の場を市民に提供した。公会堂では1960年に日本社会党の浅沼稲次郎が演説中にⓑ刺殺される事件が起こっている。
 また、日比谷公園は近代国家日本の発展を祝い、国民意識を醸成する空間でもあった。たとえば戦争に際しては、シンガポール陥落(1942年)の祝勝会が開かれている。さらに[ イ ]発布二十周年記念祝賀会(1909年)や東京羹蔀(注)五十年祭(1919年)の会場にもなった。

(注)莫都:都をその地に定めること。
下線部ⓐに関連して、日比谷公会堂で開催された催事に関する次の新聞記事と広告Ⅰ〜Ⅲについて、古いものから年代順に正しく配列したものを下の選択肢のうちから一つ選べ。

  • (1)

    • ⅠーⅡーⅢ

    • ⅠーⅢーⅡ

    • ⅡーⅠーⅢ

    • ⅡーⅢーⅠ

    • ⅢーⅠーⅡ

    • ⅢーⅡーⅠ

解説

解説はこの設問にすべて回答すると表示されます。

  • (1)
    Ⅰ 満州事変は1931年。その2周年なので1933年の資料。
    Ⅱ サイパン奪還国民有志大会は1944年。
    Ⅲ 四党代表立会大演説会は1951〜1955年。
出題頻度について
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