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【薬学実践】病態

  • 病態

    1420%

※数字(%)は出題頻度

29歳女性。1型糖尿病のため、インスリンを自己注射により使用していた。発熱を契機に3日前から全身倦怠感、下痢、嘔吐が始まり、これらの症状に加えて意識障害が出現したため、家族に伴われて救急外来を受診した。

身体所見:
  身長 160cm、体重 60kg
検査データ:
  血糖値 418mg/dL、血圧 110/60mmHg、尿糖(+++)、
  尿中ケトン体(++)、
  Na129mEq/L、Cl92mEq/L、pH 7.1、HCO₃⁻8.9mEq/L
本患者及び本症例に関する記述のうち、適切なのはどれか。2つ選べ。
  • (1)

    • Bodymass index(BMI)が 25以上の肥満である。

    • Glutamic acid decarboxylase(GAD)抗体は陽性である可能性が高い。

    • 意識障害の原因は、乳酸アシドーシスである可能性が高い。

    • 糖利用の低下により脂肪分解が亢進した状態にあると考えられる。

    • 重症化した場合は、グリニド系薬剤の併用が推奨される。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。