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【薬学実践】衛生

  • 衛生

    1420%

※数字(%)は出題頻度

医薬品の適正使用のため、承認前には治験、承認後にも PMS(製造販売後調査 Post Marketing Surveillance)が行われている。

ある医薬品について免疫能を低下させる可能性が懸念された。そこで、治験に加えて、PMS においても感染症などの副作用の発現頻度を調査し、下表の結果を得た。この調査に関する記述のうち、誤っているのはどれか。2つ選べ。

  • (1)

    • この PMS では 3,000例の調査をしたことにより、治験では見つけられなかったニューモシスチス肺炎の発症を見出すことができた。

    • 治験とは異なり、PMS において COPD(慢性閉塞性肺疾患)の発現率が高くなったのは、PMS の対象患者に喫煙者が多かったことが一因と推定される。

    • 治験とは異なり、PMS において結核の発現率が高くなったのは、PMS の対象患者に後期高齢者が多かったことが一因と推定される。

    • いずれの肺炎の発現頻度も、治験の段階より PMS の段階の方が高くなることがわかった。

    • PMS は副作用の発現を調べることが目的であり、有効性に関する調査は行われない。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。