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【薬学実践】化学

  • 化学

    720%

※数字(%)は出題頻度

1歳男児。耳鼻科を受診し中耳炎と診断され、以下の薬剤が処方された。母親が処方箋を持参し、薬局を訪れた。

(処方)
セフジトレン ピボキシル細粒
  10% 1回 0.5g(1日 1.5g)
  1日3回 朝昼夕食後 5日分
セフジトレン ピボキシルに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  • (1)

    • ペネム骨格を有している。

    • β-ラクタム環のカルボニル基の炭素の求電子性は、一般的な鎖状アミドのカルボニル基の炭素に比べて低くなっている。

    • 細菌中のペプチドグリカン合成酵素との間で、β-ラクタム環の開環を伴って共有結合を形成することにより、細胞壁の生合成を阻害する。

    • セフジトレンのカルボキシ基を構造修飾することにより、経口吸収性が改善されたプロドラッグである。

    • 生体内での加水分解反応によって、セフジトレン、酢酸及びピバル酸(2,2-dimethylpropanoic acid)を生じる。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。