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【薬学実践】実務

  • 実務

    2100%

※数字(%)は出題頻度

70歳男性。脳腫瘍の疑いがあり、ガドペンテト酸ジメグルミン注射液を造影剤として用いてMRI検査を行うこととなった。男性は、2型糖尿病と高血圧症と診断され、以下の薬を1年間継続的に服用している。

ロサルタン K錠 50mg
  1回1錠(1日1錠) 朝食後
メトホルミン塩酸塩錠 250mg
  1回1錠(1日2錠) 朝夕食後
シタグリプチンリン酸塩水和物錠 50mg
  1回1錠(1日1錠) 朝食後

MRI検査日1ヶ月前の検査値
 血圧 154/86mmHg ALT 12IU/L AST 25IU/L γ-GTP27IU/L
eGFR 52mL/min/1.73m² HbA1c6.7%

MRI検査日の検査値
 血圧 143/83mmHg ALT 34IU/L AST 34IU/L γ-GTP43IU/L
eGFR 27mL/min/1.73m² HbA1c7.0%
注)ガドペンテト酸ジメグルミン注射液の有効成分は、ガドペンテト酸メグルミンである。
この男性の検査は中止になった。その理由として考えられるのはどれか。1つ選べ。
  • (1)

    • 肝機能が低下しているので、ガドペンテト酸を代謝できない。

    • 糖尿病が悪化し、患者の全身状態が悪い。

    • 腎機能が低下しているので、腎性全身性線維症の発現リスクが高い。

    • ガドペンテト酸メグルミンとメトホルミン塩酸塩により、乳酸アシドーシスが引き起こされる。

    • ガドペンテト酸メグルミンがロサルタンカリウムの作用を阻害する。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。