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【薬学理論】薬理

  • 薬理

    1420%

※数字(%)は出題頻度

194患 者:72歳男性。
既往歴:高血圧で降圧剤を内服。
現病歴:1年ほど前より尿勢の低下、排尿回数の増加がみられ、とくに飲酒後の排尿困難を感じていたが放置していた。その後、数種の一般用医薬品を服用したところ排尿ができなくなり、下腹部膨満感が出現。間欠的に激しい痛みも出現したため、救急車にて来院した。尿道カテーテルを留置したところ 800mLの尿の流出があった。2日間カテーテルを留置後に抜去したところ、自排尿は得られたが前立腺容積も大きく、残尿も多かったため経尿道的前立腺切除術を施行した。前立腺特異抗原(PSA)値は 3.9ng/mLであった。

患者に聞いたところ、次の成分を含む一般用医薬品を服用したことがわかった。
ジフェンヒドラミン (睡眠改善薬)
ファモチジン (胃腸薬)
フェキソフェナジン (アレルギー専用鼻炎薬)
これらの一般用医薬品服用後に生じた排尿困難の機序と考えられるのはどれか。1つ選べ。
  • (1)

    • ヒスタミン H₁受容体遮断

    • ヒスタミン H₂受容体遮断

    • アセチルコリン M₃受容体遮断

    • アドレナリン α₁受容体遮断

    • ロイコトリエン CysLT₁受容体遮断

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。