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【薬学理論】病態

  • 病態

    1420%

※数字(%)は出題頻度

薬物Aと薬物Bをそれぞれ 200名の患者に投与して、ある副作用の発現割合を比較したところ、副作用が発現した人は薬物A群で 40名、薬物B群で 15名であった。患者の内訳を詳細に調査した結果、薬物A群で 100名、薬物B群でも 100名が重症の患者であった。報告によると、薬物A投与の場合、副作用発現に重症度の影響はみられないが、薬物B投与では、重症の患者は、重症でない患者に比較すると副作用発現割合が2倍高くなることがわかっている。この場合、次の記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。

  • (1)

    • この試験における重症度は交絡因子である。

    • 多変量解析によりバイアス要因を解析することができる。

    • 重症度による層別化を行うことにより、解析段階で調整して比較することができる。

    • 重症の場合、薬物Aにおける副作用の発現割合は薬物Bと比較して小さい。

    • 重症でない場合、薬物Aにおける副作用の発現割合は薬物Bと比較して大きい。

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。