トップ 医療・介護・福祉に関する資格 薬剤師 平成29年度 第102回 過去問(2017年度) 全部で45問 挑戦中 【薬学理論】薬理 問題 薬理 細胞膜受容体の細胞内情報伝達系に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 (1) アセチルコリン Nм受容体(筋肉型ニコチン性アセチルコリン受容体)を刺激すると、イオンチャネルが開口し、終板電位が発生する。 ヒスタミン H₁受容体を刺激すると、Gsタンパク質を介してアデニル酸シクラーゼが活性化され、細胞内サイクリック AMP(cAMP)濃度が上昇する。 アドレナリン α₂受容体を刺激すると、Gqタンパク質を介してホスホリパーゼCが活性化され、イノシトール三リン酸及びジアシルグリセロールが産生される。 オピオイド K受容体を刺激すると、Giタンパク質を介してアデニル酸シクラーゼ活性が抑制され、細胞内 cAMP濃度が減少する。 セロトニン 5-HT₃受容体を刺激すると、イオンチャネルが開口し、抑制性シナプス後電位が発生する。 次の問題へ