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【薬学実践】薬剤

  • バンコマイシン

    20%

※数字(%)は出題頻度

50歳男性。体重70kg。血清アルブミン値4.1g/dL、血清クレアチニン値2.0mg/dL。重症のMRSA院内感染によりバンコマイシン塩酸塩を1日1回間欠点滴投与することになった。初回は負荷投与する予定である。この患者におけるバンコマイシンの分布容積は0.7L/kg、半減期は24時間と見積もられている。血液培養の結果、バンコマイシンによる最小発育阻止濃度(MIC)は1.0μg/mLであった。

2回目投与直前のバンコマイシンの血中濃度が10μg/mLとなることを想定し、バンコマイシン塩酸塩の初回負荷投与を行いたい。また、定常状態におけるトラフ値を15μg/mLとしたい。バンコマイシンの負荷投与量と維持投与量の組合せとして適切なのはどれか。1つ選べ。ただし、投与量の計算において、投与に要する時間は投与間隔に対して無視できるほど短いものとし、投与中における体内からのバンコマイシンの消失は無視できるものとする。
選択肢は「負荷投与量(g)ー 維持投与量(g)」の順
  • (1)

    • 0.75 ー 0.25

    • 0.75 ー 0.50

    • 1.00 ー 0.50

    • 1.00 ー 0.75

    • 1.25 ー 0.75

    • 1.25 ー 1.00

出題頻度について
  • ・出題頻度は出題数÷公開中のテスト数となっています。
  • ・出題頻度が50%なら、テストで2回に1回は出題されることになります。
  • ・出題頻度が100を超える場合は、テストで1回以上必ず出題されることになります。