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- 平成29年度 第102回 過去問(2017年度)
全部で10問 挑戦中
【薬学実践】病態
問題
病態
62歳男性。1ヶ月ほど前から息切れ、呼吸困難などの心不全症状が出現し、アルコール性心筋症との診断を受け、以下の処方により加療中である。薬剤師が現在の症状を確認すると「最近は呼吸が苦しくなることが多く、家の中で座っていれば問題ないが、少し散歩するだけでも息切れがする」との訴えがあった。
既往歴: 高血圧 飲酒歴: 心不全症状が出現するまで20年間の大量の飲酒歴があり、禁酒を指導されたが、現在も機会飲酒。 検査データ: 左室駆出率 23%、下肢浮腫(+)、 Na140mEq/L、K 3.6mEq/L、Cl105mEq/L、SCr1.0mg/dL、 血圧 123/72mmHg、心拍数 62bpm(洞調律)
(処方) 1) エナラプリルマレイン酸塩錠 10mg 1回1錠(1日1錠) スピロノラクトン錠 25mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 2) カルベジロール錠 2.5mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 14日分 3) フロセミド錠 40mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝昼食後 14日分
この患者の病態に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
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(1)