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精神保健福祉相談援助の基盤

問題

次の事例を読んで、問いに答えなさい。

〔事 例〕

Cさん(53歳、男性)は大手機械メーカーで30年勤務してきた。半年ほど前より、パソコンの前でぼんやりしている姿が見受けられるようになり、その後、会議を無断で欠席するなど、仕事上のミスがみられ業務に支障を来すようになった。上司の強い勧めにより精神科クリニックを受診したところ、若年性認知症(アルツハイマー病)と診断され、休職することとなった。Cさんは、幼稚園で事務職をしている妻、高校3年生の息子との3人暮らしである。

その後のCさんには、日常生活上の大きなトラブルはないが、月に2回の受診以外は、特にすることもなく家で過ごしていた。ある日、通院に同行した妻はクリニックで、「夫に仕事のことを持ちかけてもイライラされて会話になりませんし、息子の受験のこともあって、今後の生活が不安です」とD精神保健福祉士に話した。そこで診察終了後、Cさん、妻との面談を行うことになった。

次の記述のうち、この時点でのD精神保健福祉士による支援として、適切なものを1つ選びなさい。
  • (1)

    • 妻の不安な気持ちを理解するよう,Cさんに繰り返し説明する。

    • 今後の生活設計を具体化するために,地域包括支援センターを紹介する。

    • 症状の進行を予測し,成年後見制度の手続を勧める。

    • 息子の大学受験への影響を考え,入院について主治医と相談する。

    • 現時点におけるCさんと妻の思いや考えを相互に確認し,共有する。